合宿二日目(7月3日)

朝 練
菅谷館跡を散策
二日目の朝は、練習ではなく、宿のすぐ隣にある国指定史跡「菅谷館跡」を散策しました。
この史跡は鎌倉時代の武士「畠山重忠」の居館と伝えられていますが、現在残っているのは戦国時代の城跡です。
何しろ広く、東京ドーム3個分程の広さがありますので、今回散策したのは宿に近い手前の部分の一部でしたが、自然に触れ、鎌倉時代に思いをはせながら、すがすがしい朝を迎えることができました。

研修セミナー
◆警棒護身術◆

二日目のセミナーは、朝食後体育館に移動して、上田館長直接指導の元「警棒護身術」が行われました。
朝食後にすぐ帰ったメンバーもいましたが、さらにこのセミナーに参加の会員や、一般参加の方も到着して、昨日の試し斬りとはまた違ったメンバーでのセミナーとなりました。

3グループに分かれて、警棒の打ち方などの基本技から実戦練習へと行われ、時間もたっぷり、有意義なセミナーとなりました。
それにしても二日目も猛暑で、朝から汗だくの練習となりました。

↑二日目セミナー参加のみなさんです
基本練習 基本練習では、3グループに分かれて持ち方、構えから打突技を中心に指導されました。
◆初級者グループ◆
一般参加者初め、警棒術を本格的にやっていないメンバーを中心としたグループで、荒指導員の元、初歩から進められました。

◆中級者グループ◆
主にその都度会員のメンバーを中心に、森田指導員の元進められ、さすが手馴れている人が多かったためか、激しい実戦練習となっていました。

◆年少グループ◆
今回3名のみ参加の小学生のグループで、普段手裏剣が中心で棒系統は余り練習していないので、久し振りの指導に燃える上田事務局長から、実戦の基礎を叩き込まれていました。

実戦練習 実戦編はソフト用具を使って行われ、刃物に対する対処法では、小学生に暴漢役をやらせ、それに対してどれだけ警棒で対処できるかと言う流れで行ったが、小学生は基本関係なく、むちゃくちゃに突っ込んで来るので、子供と言えども侮れず、刃物に対する対処の難しさを痛感していました。
また、長い棒への対処法も行われ、あらゆるシーンでの実戦練習ができました。
普段なかなか組んでの練習ができないメンバーが多かったので、色々な人との対戦練習は良い勉強になったようです。
小学生が暴漢役の対刃物実戦練習
対、長棒の実戦練習も本格的に実施
つかまれた場合の対処法
この練習もグループ中心に行われ、ポジション取り、抜き技、関節技のポイントが指導されましたが、普段の講習や練習では余り説明されない「裏技」が指導され、各技共にすぐに覚えて帰れる内容となりました。
特別講習 最後に行われた特別講習では、トンフアーを警棒化した「トンファーバトン」の講習が行われ、今回この普及指導員を取得する、千葉指導員が中心に指導が進められました。
トンファーバトンは、棒にハンドルが付いているため、警棒術の各技が非常に掛け易くみんな実感していました。
今回の講習では昇段・資格審査も同時実施されており、千葉さんがトンファーバトンの普及指導員、林さんが護身術の二段、荒井さんが警棒護身術の初段、桑子君が総拳道の初段をそれぞれ取得されました。 ⇒

「嵐山史跡博物館」
        
見学のはずが・・・
セミナーの後は、セミナーのみ参加の皆さんとはお別れして、宿のレストランで昼食後、すぐ隣の「嵐山史跡博物館」を見学する予定でしたが・・・
昼食は、各自思い思いの物を注文すると言う、合宿では新スタイルとなりました。
おすすめの「牛スジカレー」は大人気、これにカツの乗った「カツカレー」はみんな頼んでましたね!!
昼食後、会館すぐ隣の「嵐山史跡博物館」に行くも、何と「臨時休館」で入れず、合宿史上初の事態に大困惑。
かと言って他の観光の充ても無いので、解散と決定、一時解散はしましたが、同方向へ帰るメンバーは、2台の車に分乗して、帰り道に関越道でSA観光をして帰ることになりました。↓

◆三芳SAで「SA観光」◆
と、言うことで、二台の車に分乗したメンバーは関越道の三芳SAにてSA観光を実施、博物館見学ができなかったストレスは発散できたでしょうか?!
さすがベテラン、合宿の楽しみ方知ってますね!! 「そば食い」の伝説は、息子に引き継がれ
そして、最終解散です
SA観光も満喫できて、ここで解散。
各方面で合宿もさらに新しい時代を迎えました。

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